役割別ミッション(成果責任)の見える化
成果責任の分析にあたって気を付けるべきことは、職務分析でよく起こりがちな、課業あるいは業務活動と呼ばれる小さな単位の仕事から捉えすぎないことです。手段・プロセスに重点が置かれ過ぎて全体像が見えなくなってしまうことに注意する必要があります。
大事なのは「成果分析」の視点であり、そのポジションの“権限のもと経営の戦略ニーズにそって生み出すべき成果”は何かを突き詰めていくことです。
成果責任の明確化
項目数や視点を揃えるため「経営から求められる成果」の5つの切り口で整理し「1. 財務目標の達成、 2. 組織ビジョン・方針・戦略の策定、浸透、実行、3. 顧客価値の最大化、4. 業務プロセス(仕組み)の確立と改善・生産性向上、5. 組織力の強化・向上」で、最も重要なことを記述します。