エネルギー自由化対応支援のタスクフォースの設置について

タスクフォースメンバーによる支援内容

-自由化時代のガス料金戦略・中長期経営計画策定支援-

これまでは地域独占が許され、ガス料金は総括原価制度によって決められていました。自由化後は新規参入や同業者からの参入も考えられ、今後の市場の定義を自らが行い、市場特性や需要特性を踏まえて、戦略的な「回収」を考える必要があります。 「値決めは経営」という言葉通り、まさにこれからのガス料金検討はガス会社の経営の在り方そのものを考える取り組みにほかなりません。 タスクフォースチームは、過去のガス料金改定思想、市場動向の変化、会社決算の変化を分析し、将来に向けた戦略の方向性とその実現に向けた営業戦略からガス料金戦略を策定することを支援します。


-顧客サービス強化の仕組み作り支援-

ガス自由化によって地域独占から競争状態へと移行するに伴い、「ガスを売る」から「ガスで実現できる価値」または「ガスでつながった顧客に対する暮らしのサービス価値」を提供することによって、顧客との関係性を高めることが必要です。 タスクフォースチームは、小手先の営業ツールの提供や教育を行うのではなく、何のために提案をするのか、という目的を明確にして、どのような体制で具体的にどのように提案を行うのかについての仕組み作りを支援します。


-総合エネルギービジネス支援-

ガス会社ならではの電力ビジネスの事業化支援を行います。 電力を仕入れて販売するのではなく、自社地域内のコージェネレーションやエネファーム、太陽光発電ほか再生エネルギーを活用して、電力を需要家サイドでコーディネーションすることを通じて、競争力があり、かつ地域の地産地消のエネルギービジネスを実現します。 30年後は人口が3分の2になることが予測されており、目先の顧客防衛のための電力事業ではなく、今後の地域の電力・ガスのインフラをガス会社が健全にマネジメントしていくことを目指します。 また、ガスと電力を別々でとらえるのではなく、需要特性やエネルギー特性が異なるガスと電力をIT・金融技術によって相互融通することで、需要家起点での最適なマーケットの実現を目指します。

エネルギー自由化コラム    

自由化対応支援のタスクフォースメンバーの紹介

エネルギー業界は2016年電力自由化に続き、2017年4月には都市ガス自由化と大きな環境変化の時を迎えています。
ガス会社は自由化という環境変化をチャンスととらえて、これまで以上に健全な成長を図ることによって、地方活性化、地方創生に資する役割を積極的に担い、日本の社会が持続可能でかつ元気になるうえでの中心的存在であると考えています。
そのような考えのもと、弊社では、従来よりガス会社の中長期計画策定支援、営業強化、電力ビジネスなど新規事業の立ち上げなど革新支援を実施してきました。
この度、2017年都市ガス自由化を控え、その体制をさらに強化するために各分野のスペシャリストを迎え、弊社内にエネルギー自由化対応支援のタスクフォースを組織し、 今後の環境変化を先取りしたガス会社の自律的なイノベーションをタイムリーかつ柔軟に支援できる体制を作りました。


長本英杜

経営支援全般、事業継承支援、全社提案力強化支援、新規事業支援

大阪ガス株式会社にて、法人営業、流通チャネル指導を担当。その後、中小企業診断士として、プロセスマネジメント研究所主宰。企業の経営革新支援活動を開始。 新規事業開発コンサルティングと革新人材育成を目的としたEBS(Emerging Business Support)事業を京都リサーチパークの社内新規事業として立ち上げ。 EBSセンター所長就任。大企業の新規事業開発、社内ベンチャー制度における社内起業塾の企画・運営を実施。2006年、株式会社NGK 代表取締役就任。 企業の経営革新・事業革新に関する各種プロジェクト支援に従事。


佐藤誠峰

自由化後の戦略的ガス料金策定支援、中期計画策定支援

東京ガス入社以来、25年間、経理部に在籍し、数多くの料金改定に携わる。その後、広域圏計画部で首都圏の導管網構築計画の立案とLNG販売計画に従事。 2004年東京ガスケミカル取締役就任。2007年千葉ガス常務取締役就任。2013年退社。2015年よりNGKアドバイザー。 2016年戦略的料金研究会講師。ガス料金の歴史とガス会社経営の本質を理解しつつ、「ガス会社は地場産業である」という持論からガス会社の健全な成長に向けた戦略的なアドバイスを実施。


米田豊一

全社提案力強化支援、ガス機器販売チャネル強化支援

大阪ガスサービスショップ、株式会社エネルギーステーション代表取締役社長。ガス業界 初となる「ガス機器診断・提案」を約20年前から実施。年間売上3億円のリフォーム営業パーソンを育てる仕組みをつくり、お客さま満足経営を実践。 2014年からNGK主催のCS経営塾講師。自らのガス機器販社の卓越企業を経営している経験から、ガス会社の営業革新において戦略的なアドバイスを実施。


原田達朗

電力ビジネス立ち上げ支援、農業ビジネス立ち上げ支援

九州電力株式会社を経て、平成8年電源開発株式会社出向。 平成8年 九州大学大学院総合理工学研究科材料開発工学専攻後期博士課修了 博士 平成26年より 九州大学炭素資源国際教育研究センター教授 同年 九州電力退職。 九州大学 炭素資源国際教育研究センター教授就任。2016年よりNGKアドバイザー。 電力会社時代にバイオマス事業などの新規事業を立ち上げ、ガス会社にとっての新規事業の観点から電力ビジネスの立ち上げにおいて戦略的なアドバイスを実施。


尹煕元

金融システム支援、エネルギー効率化運用支援

平成元年ソロモンブラザーズアジア証券会社入社、平成11年同社退社。平成14年慶應義塾大学大学院理工学研究科機械工学専攻後期博士課修了 博士。 平成19年 株式会社シーエムディーラボ設立 代表取締役就任。金融市場に対する受託研究、コンサルティング業務に従事、特にアルゴリズムトレードを専門とする。 デジタルハリウッド大学大学院 メデイアサイエンスラボ 特任教授就任(FinTech研究プロジェクト担当)  ITシステムを活用した電力・ガスの融通システム、融合マーケット作りで戦略的なアドバイスを実施。2016年よりNGKアドバイザー。


高松純也

全社提案力強化支援、新規事業支援

SAPジャパン株式会社にて、システムコンサルタントとして会計システム導入支援を担当。 大手メーカーや食品メーカーの業務プロセス改善に従事。ベンチャー企業の専務取締役としてセールスプロモーションのコンサルティング、映像・WEB・イベントの企画・制作プロジェクトに従事。 中小企業診断士として経営改善支援を実施。 2010年 株式会社NGK コンサルタント就任。ガス会社の営業力強化支援において多数 の実績があり、成果にコミットしたスタイルをモットーとして支援している。